婚活失敗談

こんな女性は結婚出来ない

婚活失敗談

結婚相談所を20年もやってきているので相談所で結婚出来なかったケースもたくさん見てきました。今日はそんな「結婚したいのに出来ない女性たち」について書いていきます。かなり厳しい意見になりますが現場を実際に見て来た事実なのでお許しを。

こんな女性は結婚出来ない① 「棚上げオンナ」

これは40歳以上の女性に多いです。過去に付き合った男性がイケメン高収入高学歴だったりすると、その男性以上の上玉と結婚しなくちゃ意味がない!と思って婚活しているタイプ。お見合いの申し込みを頂いている男性のことは「おじさんばっかりで嫌!」と拒絶し、相談所の中のイケメン・高収入・高学歴にばかり申し込みますがまったく承諾が来ない。

そこで「どうして承諾が来ないんですか!」と怒り出す。相談所内のイケメン男性は20代のかわいこちゃんと会いたいから登録しているんです。残念ながらアラフォー世代の女性とお見合いしたいとは思っていないんです。おじさんばかりで嫌!と言ってますが、あなたももうおばさん世代なんです。

入会後、イケメン&高収入の男性にばかり申し込むものの、一向にお返事が来なくて腹を立てていた唯さん(41歳・初婚)。それでも懲りずに申し込んでいましたが唯さんのお眼鏡にかなうお相手からOKが来ることは1度もありませんでした。この時点で唯さんの婚活は方向転換する必要があります。なぜならば当相談所がもう4社目だと言っていたからです。残念ながら唯さんは退会され、別の相談所に行くと言われていました。

自分を棚上げしまくりで自分のレベルがわかっていない人はいくら婚活をしていても結果が出ません。でもこういうタイプの女性、婚活市場に一番多い気がします。

こんな女性は結婚出来ない② 「私なんてオンナ」

その2は「私なんてオンナ」です。勇気を出して結婚相談所に登録し、お見合いのお申込みも入って来ているのに「私なんて無理です」「私なんて選ばれないんです」「私なんて愛されないんです」とお見合いをしようとしない。

ジャニーズのタレントが大好き!と言っていた雪さん(35歳・初婚)もそのタイプでした。推しがいるので特に寂しくない。結婚はしたいと思っている。でも「私は選ばれないから」とお申込みが来ていてもなかなか会おうとしてませんでした。

結婚はまずはお相手と会って交際を進めていく行動力が大切です。けれどその一歩がなかなか踏み出せず、登録してから半年経っても「私には無理です」「私はダメなんです」「私を選ぶなんておかしいです」と言っては前に進んでいかない。でもカウンセリングには来る。

もはや、私に会いたいだけか?と不思議に思ってしまいますが、こういうタイプの女性も相談所には多いです。最終的に雪さんは入会5年目で「今年こそ本気出します!」と宣言され、そこからわずか3ヶ月で成婚となりました。今も幸せに暮らしているそうです。

こんな女性は結婚出来ない③ 「趣味に没頭オンナ」

私の相談所に婚活歴10年の女性がいます。真美さん(44歳・初婚)です。33歳でご入会されましたが今年44歳になりました。彼女は定期的にお見合いをしていますし交際にも繋がっていますが「成婚」にまで至りません。お見合いももう100回以上しているかと思います。

なぜ彼女は結婚しないのか。それは「趣味に没頭しているから」です。彼女の趣味はサーフィンと海外旅行です。週末は毎週サーフィンに出かけ、まとまった休暇が取れると必ず海外旅行に出ています。去年の年末は中東経由でパリに行き楽しい時間を過ごしたそうです。

もはや彼女の生活の中に「別の誰か」が入る隙がないのです。結婚したいんですけどねーと言ってますがなかなかその気配は現れそうもありません。それでも相談所を辞めないのはいつか自分にピッタリ合う王子様が出てくるのかもしれないと言った期待感があるのかもしれません。

こんな女性は結婚出来ない④ 「高収入高飛車オンナ」

先日、年収1500万円の44歳女性が入会して来ました。明子さんです。明子さんはご自分よりも年収が高くてイケメンの男性と結婚したいと言うのです。私は正直に「ごめんなさい、相談所にはそんな男性ほとんどいないです」と伝えました。

そこで彼女は「じゃ、年収1000万ぐらいで手を打ちます」と言われました。この時点でずいぶん偉そうで鼻もちならないなと思いましたが相談所の仕事は会員さんの希望に沿ったお相手を紹介して結婚させることなので、年収1000万の税理士さんをご紹介しました。

お二人はお見合い後、気が合ったようで交際に発展しました。お、このままうまく行くといいなと思った矢先。3回目のデートで彼女から「なんだか・・・エスコートがなってないんです」とため息交じりで報告がありました。そして翌日に「やっぱり交際中止します。退会します」と連絡が。

婚活が難航している女性は「お相手のここが至らない」「お相手の食べ方が汚い」「お相手が奥の席を案内してくれなかった」「お相手がドアを開けてくれない」「お相手が全額払ってくれない」と言った相手のせいにする傾向が強いです。明子さんもその傾向が大アリでした。

このままのジャッジ婚活ですといつまでたっても活動は難航していきます。婚活は「自分自身への気付き」が先決なのです。結局自分と同じレベルの人としかご縁は結ばれないのです。自分のレベルをしっかりと見つめ直し、目の前に来たお相手のいいところを積極的に見て行かないと一生独身の道を歩むことになるでしょう。

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